2モンキーズホースハイドブーツヴォードヴィル TM83933 ブラウン

JELADO
The 2 Monkeys
“VAUDEVILLE”
COLOR:OAK BROWN
110,000円 Style No:TM83933

「The 2 Monkeys」
The 2 Monkeys は、ジェラード代表の後藤洋平、元レッドウィングジャパン代表鈴木理也の二人によるブランドです。
後藤が Jelado で展開してきたビンテージウェアの面白さに、クラシックなワークブーツの世界を掘り下げてきた鈴木氏の感性を加えて、今まで無かった時代感を持つブーツをつくるために立ち上げられました。
The 2 Monkeysが特に注目しているのは、ワークウェアやブーツが、アメリカで独自の発展をし始める少し前、ヨーロッパとアメリカが同じルーツの元に影響を与え合いながら分化し始めた時代です。ブーツなどでは20世紀初頭かそれより前の時代、ウェアに於いては19世紀終盤かそれ以前でしょうか。
身につけるものの製造が、本格的に大量生産体制に移行する初期の時代。また、それ以前の小さな工房で手作業を中心として、靴や衣類がつくられていた頃です。
そうした時代に生まれた、独自の様式や歴史に埋もれたストーリーを持つ、多様性に富んだ製品にインスピレーションを得つつも、今日の私達が日々のアイテムとのコーディネートを楽しめるプロダクツを選りすぐって、少しずつ製品化していきます。

ザ・2モンキーズより、キャップドトゥ・ブーツ “ヴォードヴィル” になります。

ヴォードビルは、映画が広まる前にアメリカで大衆の娯楽であった演劇です。ヴォードビルが一世を風靡した1880年〜1920年頃、ニューヨークなど大都市には数多くのヴォードビル劇場があり、大いに賑わっていました。内容もバラエティに富み、歌、踊り、お笑い、手品、など、多彩です。チャーリー・チャップリンやバスター・キートン、ローレル&ハーディ、マルクス兄弟といった、初期サイレント映画のスターには多くのヴォードヴィル出身者がいます。彼らは劇場から劇場を旅して回りました。旅芸人でもあったヴォードヴィル役者をイメージして創ったブーツです。

素材には、柔らかいホースハイドを使用しており、エイジングや経年変化が楽しみな茶芯レザーです。

踏みつけ部分をグッドイヤーウエルト製法、ウエストからヒールをマッケイ製法とすることで、ウエストを大きく絞り込んだスペードソールのスタイルを再現しております。ソールを底から見ると、綺麗なウエストの絞り込み具合が良くわかります。
踵の上下はS字のシェイプを描き、柔らかな革が木型の形をしっかり再現し、ヨーロッパの伝統的な優美なスタイルとなっております。

ソールの踏み付け部には3mm厚のラバーシートが張ってあり、ヒールのトップリフトはラバー製の10mmのものを使用しております。これらの接地面のラバーは、路面をしっかりグリップし滑りを防ぎ、ソールの擦り減りを軽減します。

履き心地は、軽快で柔らか、レザーの特性や独自の製法に加え、軽さと足を入れた瞬間から感じる馴染みの良さに驚いていただけるはずです。