TOYS McCOY(トイズマッコイ)について
「トイズマッコイ」は、旧リアルマッコイズの創設者の一人で、 スティーブ・マックィーンを熱狂的に支持する第一人者として、 その名が知られる岡本博氏のブランドです。
ヴィンテージアイテムの復刻レプリカではなく、 機能性をも考慮したハイクォリティなレプリカフライトジャケットをメインに、 ミリタリー、モーターサイクルをベースとしたウエアアイテムをリリースしています。 ヴィンテージのサイズ感と違い、時代に合ったサイジングに調整されております。 特にスティーブ・マックィーンのレプリカ商品に関しては、独自に追求し、 ディテールから独特なパターンまで拘り再現化しています。
岡本氏の世界観は、ファション界に留まる事を知らず、趣味でもある車やバイクなど、 そして所ジョージ氏とも親交は深く、その名は知られております。 車に関しては、ヴィンテージカーを所有していたり、 バイクに関してはハーレーを何台も所有していたりして、 様々な分野からリアリティのある新しいアイテムを生み出しています。
また、スティーブ・マックィーン愛好家としても有名な岡本氏、 マックィーンが実際に使用していた、本物の衣類や小物などのヴィンテージコレクターでもあり、 その実物を復刻レプリカとして商品化するほどの熱狂ぶりです。
少年時代に観た映画「大脱走」の中でマックィーンが着ていた軍用ジャケット、 映画の中の衣装にしかすぎなかったフライトジャケットを記憶し、 同じものを探し求め始める。しかし「マックィーンと同じジャケットが着たい」という欲求は、 入手困難であった当時は、満たされることがなかった。 やがて、イラストレーターとして名が売れはじめ、1978年に渡米。 約1年をかけて全米各地へフライトジャケットを求め放浪の旅に出た、 大量の知識と現物を手に帰国後、仕事先でもある雑誌POPEYEの特集において、 限定300着のA-2フライトジャケットを製作して販売、 予約時点で完売という大反響を受けたことは、有名な話であります。 その事をキッカケに、1987年からフライトジャケットを本格的に手掛け、 ミリタリークロージングブランドのパイオニアとして日本のフライトジャケットの火付け役となった岡本氏が、 1996年にブランド設立、「トイズ=Toy's(オモチャのもの)」の言葉が現すとおり、 同年に幼年期のヒーローだったスティーブ・マックィーンのアクションフィギュアを製作。 リアルでありながら頑丈なフィギュアは、世界的に高い評価を得て、 発売したシリーズは全て完売した現在でも高いプレミアが付くほどである。
また、フィギュアと平行して1960~1970年代のバイク用ヘルメ ットをリプロダクトし、 高いファッション性と安全性を兼ね備えたヘルメットブランド 「ブコ・プロダクト」を発表するに至る。立ち上げた頃は、ウェアは販売していませんでしたが、 岡本氏の拘りからウェア関係の販売も始まり、発売当初はTシャツが数種類しかない状況でした。 そして今現在のブランド内容になるまでは、そんなに時間が掛かるものではありませんでした。
徹底したディテールに拘り続ける岡本氏が総指揮をとるトイズマッコイは、 往年のリアルマッコイズを彷彿とさせるものでもあり、 本当の意味での復活を強く感じさせてくれるという、 マッコイの往年のファンの意見が多いのも事実です。
そして、銀幕の中の男「スティーブ・マックィーン」への憧れを、 今も正確に表現し続けているブランドとも言えるでしょう。
このブランドを取り扱う当店(アベニュー)では、 毎シーズン事にリリースされるアイテムに驚かされています。 本物を超えるくらいのハイクォリティなフライトジャケットのカスタムや、 実在した年代、仕様、素材感、 そして岡本氏自身が一着ずつ丹念に仕上げたペイントなど、 公式ライセンスを取得してデザインの細かいところまで拘ったウェアなど、 様々なアイテムに作品の情熱さえも感じます。 販売する我々もその世界観に魅了されています。
「A-2」なくして語る事のできないトイズマッコイは、 マックィーンが劇中で着用した傑作飛行服をあらゆる角度から 徹底検証され忠実に再現されたものや、 第二次世界大戦時のROUGH WEAR CLOTHING社のA-2を完全復刻、 全く服作りに妥協を許さない岡本氏の、 その世界観は計り知れないほどです。 今後、我々をどんなアイテムで楽しませてくれるのだろうか?
店頭では、アメカジファッションが好きな若いお客様、 昔からトイズマッコイが好きなリピーター様や、 岡本博氏や所ジョージ氏に憧れて、ご購入されていくことが多く、 だいたいのお客様が口にするのはデザインの良さはもちろん、 素材感や、サイズ感、着心地などクォリティ面でも 「モノが良く、しっかりしている!」と言ってくださいます。
そんなトイズマッコイのウェアは、 店頭に並んでいるうちは未完成の商品です。 お客様が購入されて、 時間を掛けて着込まれていく事で初めて完成する商品だと感じております。
TOYS McCOY BRAND
STEEVE McQUEEN
少年時代に映画館の銀幕に映し出された俳優、スティーブ・マックィーンの魅力にハマってしまった岡本氏 。深みのある役どころは、もちろんのこと、その役になりきる才能と努力を駆使した俳優としての生き方、 そして当時のハリウッドスターの中にあって、危険なバイクや車のレースにも果敢に挑戦するストイックな生き方を貫き通した異端児への憧れ。 その熱は、大人になればなるほど上昇し、尽きることがない。その想いこそがトイズマッコイにおけるモノ作りの原動力となっているといえる。 マックィーンに対する飽くなき追求心の源泉である貴重な愛蔵品とそこから生まれ、オフィシャルライセンスを取得した秀逸なマックィーンブランドです。
SHELBY AMERICAN
アメリカン・カルチャーを語る上で欠かすことのできない唯一無ニ、 あるいは頂点と言わしめる゛シェルビー・コブラ゛プライベートカーとして所有する岡本氏は、 兼ねてからの夢であったシュルビーコブラの公式ライセンスを取得して、オフィシャルウェアのプロデュースを遂に実現させたブランドです。
MOPER PERFORMANCE
1950年代から1970年代に掛けてアメリカは、マッスルカーの時代を謳歌した。 大衆を魅了し、数々の名車に与えられたエンブレムはかの時代を代表するアイコンとしても今も人々の心を掴んで離さない。 ゛MOPAR゛もその一つでCHRYSLER社の総合パーツ部門を意味する。 なかでもトリコロールラインで彩られたロゴは秀逸で、モーターカルチャー系のヴィンテージとして人気が高い。 そんなMOPARの公式ライセンスを取得して、1970年代を彷彿とさせるデザインに仕上げたブランドです。
MILITARY CLOTHING
第二次世界大戦時のコントラクターとして知られるROUGH WEAR CLOTHING社のA-2を完全復刻したものや、 1931年~1942年の間に20万着以上が生産された陸軍航空隊のA-2に至るまで、 様々な傑作飛行服と呼ばれたモノを追求して、岡本氏の手によってカスタマイズされた、 トイズマッコイが理想とする究極のミリタリーブランドです。
McHILL OVERALLS
第二次大戦化におけるアメリカ産業界は兵器や物資を大量に作り、戦場へ速やかに送り出すことに心血を注いでいた。 一方国内向け生産は滞り、ワークウェア産業も物資統制を余儀なくされた。 そんな中、航空機生産に携わる最重要ファクトリーには最上級のワークウェアが贈られた。 そんな歴史的にもありそうな仮定の物語の上に生まれた架空のワークブランドです。
BECK CORP
1914年ニューヨークで創業した実在のモーターサイクルアクセサリーパーツメーカーがBECKである。
レザーウェアや小物に至るまで、一大マーケットを築いたブランドで、数社のOEM供給によるヘッドライトやサドルシート、
タイヤなどのラバー製品など、様々なアイテムをディストリビュートする、現代では一般的な体制をいち早く採用し、
歴史に残る数多くの傑作品を生んできた。
1950年代に入り一気に現代のそれと変わらないスタイルに生まれ変わったライダースジャケットへの変遷を追体験できるディテールは、
常に時代をリードする存在であった。
トイズマッコイの手によって紹介され、復刻されているモーターサイクルブランドです。
JOHNSON MOTORS
1936年にBill JohnsonとWilburにより創業したモーターサイクル・ディーラーで英国車を積極的に取り入れ、 アメリカのレース界に大きな刺激を与えた。後にレーサーでありビルダーであり、 スティーブ・マックィーンの盟友でもあるバド・イーキンス(映画「大脱走」のスタントを演じた人)が切り盛りした事でも知られています。 そして、英国車は後にアメリカでも市民権を得ることとなりスピードホリックたちに絶賛された。 その火付け役だったのが、アメリカで初めてトライアンフディーラーとなったJohnson Motors,Incである。 そんなモーターサイクルの世界を象徴するブランドです。
GASOLINE ALLEY
「 ガソリンアレイ」は、知る人ぞ知るパープルドラゴンのイラストを新たに書き下ろし、 ロゴマークを旗印にすることで、今までオリジナル復刻する過程で蓄積されたノウハウを用いながら理想のバイカースタイルやタウンユースウェアを目指した、 復刻とは別次元で発進するプロジェクトですトイズマッコイのためにゼロから作った素材やパターンは、 今までの復刻で培われてきたスタイルをそのまま用い、クオリティは今までの製品と遜色ない仕上がりでありながら、 今まで日の目を見なかった素材や既存のパーツを用いることで価格を抑え、コストパフォーマンスを実現しました。 デザインはミリタリークロージングをベースとし、モーターカルチャーに密接なギアを実現すべくMIL.SPECとは異なる自由な発想でディテールを集約。 復刻ではタブーであったモデファイをリアリティのあるモーターサイクルライフをもとに具現化しました。 そんなモーターサイクリストやホットロッダーたちが育んできた、モーターカルチャーのリアリティなブランドなのです。