フルカウント BROWN'S BEACH ブラウンズビーチビーチクロストートバッグ BBJ-012 |

ブラウンズビーチビーチクロストートバッグ

BROWN’S BEACH
2016 FALL&WINTER COLLECTION
TOTE BAG
BEACH CLOTH “WOOL74% COTTON26%”
COLOR:OXFORD GREY
60,480円 No:BBJ7-012

1901年、マサチューセッツ州ウーセスターにて「Wiliam.W.Brown」氏によって設立されたBrown’s Beach Jacket Company。
彼らが作った”Brown’s Beach Jacket”並びに”Vest”は、その優れた防寒性と機能性の良さから、過酷な条件下で働くフィッシャーマン、ハンター、ランバージャックなどといったワーカー達、または有名スポーツ選手の着用などにより、多くのアウトドアーズマンに愛用され、カタログビジネスが確立されていった1920年代〜30年代頃になるとその評価は東海岸にとどまらず全米へと広がりをみせた。

50年代以降は、その着心地の良さからグランパへのギフトとしても重宝されるなど一般化されるが、60年代に入りアウトドアウエアからコットンやウールが徐々に姿を消し、新たなポリエステル製のシンチラ、フリース等の軽量素材の台頭や、男性が外で派手な色目の衣類を着用する文化が定着した事も重なりBrown’s Beach Jacketは、その役割を一旦終わらせることになる。

近年になり20年代〜30年代のアメリカンワークウエアの魅力が見直されるようになり、60年代以降姿を消してしまった洋服、機能美に満ち溢れたそれなの洋服の人気が再熱するとともにヴィンテージとしての価値がジーンズなどと同様に高騰するようになりました。

フルカウントは、2007年秋よりこの”Brown’s Beach”の素材を徹底的に研究し、2010年2月に新たにライセンスを取得し生産を開始しました。100年以上も昔、アウトドアマン達の為に開発されたこの素材は表面のコットンの編み物(ラッセル編み)と裏面のウールフリースの2層構造でいわばスウェット素材と同じ構成です。その割合は裏面のフリースが約全体の7割以上を占め、起毛をかなり強くかけることで、ニット製品とは思えない程の耐久性が生まれます。表面は2色の番手の異なる糸を撚り合わせることにより”Oxford grey”通称「ごま塩」と呼ばれる凸凹のあるBrown’s Beach特有の雰囲気を醸し出すのです。

2012年シーズンからはブランド初期に採用され、その形状から”Nipple Button(乳首ボタン)”と呼ばれるボタンの開発や、パインピングテープの改良、サイズバランス、トリミング類のリニューアルなどで全ての面で新しくなったBrown’s Beach Jacketをリリースしております。

着用した者でしか解らない暖かさと着心地と堪能してみて下さい。

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