デラックスウエア レーヨンシャツ VALLEY AL-17 アイボリー
DELUXEWARE
SPRING&SUMMER COLLECTION
RAYON SHIRT
“VALLEY”
COLOR:IVORY
31,680円 Lot:AL-17
1970年代に実在した和柄デザインをモチーフにしたレーヨンシャツ “VALLEY” になります。
この素材は、産地福井県の旧式織機により製造したレーヨン100%素材です。縦糸に強撚フィラメントレーヨン糸を張り、緯糸には撚2本を交互に打ち込み、織り糸の組み合わせでチリメン形状を創るファブリックをカンパスに、職人の手捺染プリント11色により創り上げました。
貴重なレーヨン100%チリメン生地のドレープ感や、職人によるヴィンテージさながらの手捺染プリントをお楽しみ下さい。決して増えることのない技術の融合を是非その目と手で確かめて頂ければと思います。
ディテールにはヴィンテージを基にした縫製仕様とバンブーから削り出し製造したオリジナルボタン、新形状ボックスシルエットと裾ポケットが特徴の他、着心地やスタイルを重視し一部立体形のパターンで製作しました。タイト・ジャストサイズでも心地よい着心地が体感できる他、秀逸な柄合わせもこのシャツを語る上で大きなポイントです。
~ナレーション~
雉(キジ)は、日本の国鳥に指定され、古来より日本人の暮らしや文化に深く根付いてきた。「日本書記」にもその存在が記されており、古代から吉兆や神の使いとされる一方、狩猟の対象ともなった。とりわけ、渓谷に生息する雉は、急峻な地形と豊な植生に守られ、自然の循環の一部として命を育んできた。渓谷とは、長い年月をかけて川が山を削り生まれた地形であり、豊かな水と植生に恵まれた環境が、雉の繁殖にも理想的な条件を与えていた。
平安時代の貴族たちは、春秋の狩猟行事において、渓谷に生息する雉を追い、その姿を詩や絵巻に残した。雉の優雅な羽ばたきや谷間に響く声は、自然美の象徴としても愛でられた。
江戸時代になると、武士の教養としての鷹狩にも雉は重要な獲物とされ、各地の名所渓谷には「雉ヶ谷」や「雉ノ滝」といった地名が生まれた。
また、雉は農民にとっても身近な存在であり、田畑の害虫を食べる益鳥とされ、渓谷周辺の村々では、雉が現れると豊作の兆しと喜ばれた。明治以降、近代化の波とともに渓谷の開発が進み、生息域は減少したが、保護活動によって再び自然との共存が模索されている。
こうして、雉と渓谷の風景は、単なる自然の一場面ではなく、人々の生活、信仰、文化と結びつきながら、千年以上に渡り日本の風土に息づいてきたのだ。
・RAYON 100%
・旧式織機
・フェラメントレーヨン糸
・二本針巻縫い 1940s UNION SPECIAL
・手捺染プリント
・バンブーボタン
・生産元:福井県福井 / 製造地域:秋田県
サイズ(Size)(Length)(Chest)(Sleeve Length)(Shoulder)
M:着丈 70.5cm 身幅 54cm 袖丈 23.5cm 肩幅 42.5cm
L:着丈 73cm 身幅 57cm 袖丈 24.5cm 肩幅 43.5cm
XL:着丈 75.5cm 身幅 60cm 袖丈 25.5cm 肩幅 44.5cm
※注意事項
レーヨン素材を使用しておりますので、ドライクリーニングをオススメ致します。
DELUXEWARE
SPRING&SUMMER COLLECTION
RAYON SHIRT
“VALLEY”
COLOR:IVORY
31,680円 Lot:AL-17