バズリクソンズフライトジャケット B-15C BR15135 A.F.BLUE

BUZZ RICKSON’S
FALL&WINTER EXHIBITION
JACKET FLYING INTERMEDIATE
“TYPE B-15C”
B.RICKSON&SONS.INC.
COLOR:A.F.BLUE
86,900円 Style No:BR15135

バズリクソンズ・オリジナルのウインターフライングジャケット・タイプ “B-15C” モデルになります。

1947年、アメリカ陸軍航空隊は陸軍より分離し、アメリカ空軍として独立した。これを機に制服のカラーもオリーブドラブから1949年に独自性を象徴するエアフォースブルーへと変更された。この色はB-15シリーズにも反映され、そして誕生したのがB-15Cである。
前身モデルのB-15Bとの違いは、それまで右側にオフセットされていたジッパーが中央に移動され、ジッパー自体もグローブを着用しても開閉が容易になるよう大型化されたことと、酸素マスクのホースを固定するタブも革素材から極厚の杉綾織りナイロンテープに変更された。
マリリン・モンローが朝鮮戦争において米兵を慰問した際に着用したのがB-15Cで、彼女の輝きはB-15Cの魅力をより一層引き立てた。

過酷な任務と共に飛行士が着込んだナイロン製のビンテージフライトジャケットを見ると、太陽光を浴びて変色しているものも少なくはない。この変色は厳密に言えば “褪色” であり、前述した色の分子が滑脱して生じた現象である。エアフォースブルーが紫紺に変貌したフライトジャケットは、実物同様の褪色した色味であり、当時の生地と染色方法が寸分狂わぬ証明でもある。